メンバーと別れて宿泊先までの道を一人で歩く。
都会の圧倒的な風景に驚きながらも、凄い高い建物と言っても地元にはもっと高い山があるし、電飾で光る小道だって光らないやつならいくらでもある。
そう、圧倒的な風景も、電飾の小道も、条件的には珍しいものではないのに、非日常にそれがあると心が動くものなのですね。
漆喰や大谷石も、頭をいっぱいにして、ずっとそれの研究をしてきた私たちと、新価値創造展のブースで、いきなりそれを見たお客様たちの心の状態ってこんな感じなのかもしれない。
そんな心の状態を大切にしようと考えながら、光る小道を歩く私は、一人打ち上げのビールをホテルの自販機?コンビニ?どこで買うかを迷っていた。